旧年中は多くのお客様にご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
今年もお客様のコレクションの充実および研究利用可能な標本を提供できるように、いっそうの努力をいたします。
本年もインセクトアイランズをよろしくお願い申し上げます。
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あけましておめでとうございます。
旧年中は多くのお客様にご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
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本年もインセクトアイランズをよろしくお願い申し上げます。
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本年もインセクトアイランズをよろしくお願い申し上げます。
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本年もインセクトアイランズをよろしくお願い申し上げます。
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つい先日採集したアミダテントウ Amida tricolor (Harold, 1878)
です。満身創痍のボロ個体ですが、八重山諸島では珍しいテントウムシです。西表島でも採集したことがありますが、その時はポイ捨てしてしまいました(笑)。八重山諸島のカスミカメは熟知しているつもりでしたが、まだ知らない種がいるとは驚きでした。このダルマカメムシの一種 Isometopus sp. は樹皮下で採集しましたが、同属他種と同様にその巨大な複眼から捕食者を予感させます。小盾板の下半分が明るい黄色でアクセントになっていてオシャレなダルマカメムシです。画質が良くないのはスマホ撮りですのでお許しください。
八重山諸島には10種程度のミツギリゾウムシ科の昆虫が分布しています。その中でアリモドキゾウムシ(Cylas formicarius (Fabricius, 1798))、ガドガシラヒラタミツギリゾウムシ(Cerobates planicollis Morimoto, 1976)、ヒメマルクビミツギリゾウムシ(Higonius cilo Lewis, 1883)およびヤエヤマミツギリゾウムシ(Baryrhynchus yaeyamaensis Morimoto, 1979)の4種は発生個体数が多く容易に採集できます。しかし、その他の種は難物です。ヅマルヒラタミツギリゾウムシ(Cerobates formosanus Schonfeldt, 1911)、ツヤヒメミツギリゾウムシ(Trachelizus japonicus Morimoto, 1976)、ナガツヤヒメミツギリゾウムシ(Trachelizus makiharai Morimoto, 1976)およびフトミツギリゾウムシ(Prophthalmus wichmanni Kleine, 1916)の4種は採集効率は良くありませんが、どうにか狙って採集できる虫です。残りの2種、キバナガオニミツギリゾウムシ(Cobalocephalus mizobei (Morimoto, 2009))とツヤケシヒメミツギリゾウムシ(Hypomiolispa mikagei Morimoto, 1976)はいまだに私の中では良い採集法が見いだせずにいます。前者は8頭のみ、後者は今まで採集したことがありませんでしたが、今回初めて2頭のみですが後者を採集することができました。ただ、今回の採集も偶然の産物でしたので頭を悩ませています。
在庫が切れていたムナグロミイデラゴミムシ Pheropsophus occipitalis (MacLeay, 1825)の採集に行ってきました。20分程度で必要十分な個体数が得られたので引き上げてきました。石垣島にはPheropsophus属の種は本種とオオミイデラゴミムシ Pheropsophus javanus (Dejean, 1825)の2種が分布し混棲しています。2種にはそれぞれ発生個体数の季節変動はありますが、今の時期は普通に採集すれば両種が同数得られる良い時期で今回も1:1に近い割合で採集できました。