ヤエヤマウスバカミキリ

ヤエヤマウスバカミキリ
ショップに参考登録しましたが、西表島に渡ったその晩に採集した69mmという巨大な個体です。
西表島には日本最大のカミキリと思われる種が2種、分布しています。一つは本種で、もう一つはコゲチャトゲフチオオウスバカミキリです。平均的な大型個体の大きさは後者が圧倒的に大きく、最大のカミキリということになります。
しかし、個体としての最大はどちらかということになりますが、現状ではコゲチャトゲフチ(71mm程度)、将来的にはウスバカミキリの巨大な個体(72mmぐらい?)が採集されるのではと考えています。根拠はコゲチャトゲフチの方は70mmを超える個体では、それぞれが個性的な体型になりサイズ的に限界に近づいた印象を受けます。ウスバの方は69mmになっても大型個体を拡大しただけのスマートな体型を維持しています。サイズ的な限界はまだまだ先にあるといった印象です。そういう意味では、ヤエヤマウスバカミキリはとても夢のある虫です。