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気まぐれ店長日記 The store manager's diary written capriciously

画像: ツヤケシヒメミツギリゾウムシ(Hypomiolispa mikagei Morimoto, 1976)

ツヤケシヒメミツギリゾウムシ(Hypomiolispa mikagei Morimoto, 1976)

2017年08月30日

八重山諸島には10種程度のミツギリゾウムシ科の昆虫が分布しています。その中でアリモドキゾウムシ(Cylas formicarius (Fabricius, 1798))、ガドガシラヒラタミツギリゾウムシ(Cerobates planicollis Morimoto, 1976)、ヒメマルクビミツギリゾウムシ(Higonius cilo Lewis, 1883)およびヤエヤマミツギリゾウムシ(Baryrhynchus yaeyamaensis Morimoto, 1979)の4種は発生個体数が多く容易に採集できます。しかし、その他の種は難物です。ヅマルヒラタミツギリゾウムシ(Cerobates formosanus Schonfeldt, 1911)、ツヤヒメミツギリゾウムシ(Trachelizus japonicus Morimoto, 1976)、ナガツヤヒメミツギリゾウムシ(Trachelizus makiharai Morimoto, 1976)およびフトミツギリゾウムシ(Prophthalmus wichmanni Kleine, 1916)の4種は採集効率は良くありませんが、どうにか狙って採集できる虫です。残りの2種、キバナガオニミツギリゾウムシ(Cobalocephalus mizobei (Morimoto, 2009))とツヤケシヒメミツギリゾウムシ(Hypomiolispa mikagei Morimoto, 1976)はいまだに私の中では良い採集法が見いだせずにいます。前者は8頭のみ、後者は今まで採集したことがありませんでしたが、今回初めて2頭のみですが後者を採集することができました。ただ、今回の採集も偶然の産物でしたので頭を悩ませています。



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